2025/12/04(木) 10:00 0 2
佐世保競輪場で4日に初日を迎えた「九十九島賞争奪戦(GIII)」。BSの位置取りも想定した本格競輪予想を展開する「倉本匠馬」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
▶︎今日の競輪予想はこちら
KEIRINグランプリ2025年のメンバーも決まり、いよいよ年末に向けてドキドキ感が高まってくる時期。競馬は有馬記念、競輪はKEIRINグランプリと大レースが控えているので、年末に向けてしっかりと良い準備をした上でこの時期を過ごしていきたい。
KEIRINグランプリの方は、今年は初出場組も多く、中でも近畿勢は4人参戦と躍進が大きく見られた。今回はその裏開催に近い佐世保記念を見ていくが、グランプリに乗れなかった選手が豊富に揃ってメンバーも豪華。かなり注目度の高いレースになりそうなだけに、しっかりと初日の特選から見ていきたいところである。
まずバンクの特徴としては1周400mで直線40.2mと、1周の長さの割にかなり短いコースとなっており、圧倒的に先行できる選手が有利に働くと言えるだろう。さらに、海岸からの海風によって前目の選手が良いデータも著しく出ており、予想する上ではかなり重要のポイントになってるくるはず。
もちろん、各選手の実力関係を明確にしておく必要もあるが、基本的にはバンクの相性と展開が大きく有利に働く選手を中心に予想を組み立てたいところだ。
以下に主に有力な2選手と期待の1選手を取り上げたが、やはりSSの松浦悠士と犬伏湧也、清水裕友あたりに注目が集まるのは間違いない。また、記念にしてはかなりのメンツが揃っており実力差がハッキリしてる中で、短い直線のバンクゆえに、実力を兼ね備えた選手の取りこぼしで波乱決着が増える可能性が高い。しっかりと各選手の特徴や同地区との連係、佐世保バンクとの相性をチェックした上で4日間予想をして美味しい配当をゲットしたいところだ。
先行有利のバンクでは圧倒的な力を見せるタイプで、今回のメンツではV候補最有力と言っても過言ではない存在である。また、カントが緩くこの時期にしては暖かい気候の佐世保も相性は良さそうで、風と直線の短いコースを味方にかなり有利にレースを進められそう。普通に走ることができればもちろん全勝の可能性もありそうで、初日から逆らえない選手となるだろう。
近場のレースではかなり精彩を欠いた走りが続いてるのも事実だが、どちらかと言えばバンクに癖がある方が良いタイプで一瞬の切れ味ならばトップクラスの実力がある。また、直線が短いコースだと早仕掛けもハマりそうで、勢いに乗って久しぶりに良い走りを見せる可能性が高い。初日から良い動きがあれば最後まで買い続けたい選手で、とにかく動向を見てから買うかどうか決めたい。
豊橋の優勝など最近は記念クラスでも上位着順が取れる実力をつけており、もう一段階成長すれば面白い存在になりそう。また、思い切った先行力のある競輪も魅力的で、捲り主体な部分もあるが若さとスピードが生きるバンクで楽しみは大きい。もちろん一気に優勝候補に名乗りを挙げるポテンシャルもあるので、ここで取り上げたい一人として紹介したい。
