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【アジア・アジアパラ大会協賛競輪】小森貴大が無念の準決敗退を振り返る

2025/10/19(日) 14:13 0 3

豊橋競輪「第1回愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会協賛競輪(GIII)」は19日、最終日を開催。8Rの特選に出場した小森貴大に話を聞いた。

「自力(脚)も自在(性)も能力をもっと上げていかないと」と話した小森貴大

 先月行われた共同通信社杯のファイナリストで今開催のシリーズリーダーでもあった小森貴大だったが、準決は寺沼拓摩のイン粘りに遭う苦しい展開に。なんとか意地を見せて抵抗するも最後は力尽き、残念ながら決勝進出を逃してしまった。

 気持ちを切り替えて臨んだ最終日は、ロングカマシを決めると畑段嵐士に差されたものの2着に粘り近畿ワンツー。自力で戦った3日間は好内容の3連対となっただけに、なおさら準決は悔やまれるところだが、本人は粛々と現状を受け止める。

「昨日(準決勝)負けてしまい、いろいろ不足しているところを感じたんですけど、すごく勉強になりました。自力自在でやっていく以上は、自力(脚)も自在(性)も能力をもっと上げていかないと。そこを強く意識してこれからやっていこうと思います」

 今のテーマは近畿の仲間からの信頼を勝ち取ること。そのためにできることは「自力でも番手でも、与えられた番組で一戦一戦ラインで決まるように自分のやるべきことをやる」のみだ。成績こそ上がってきたが、さらなる高みを目指している小森は「脚力も技術もまだまだ足りない」と自覚している。

「大変ですけど、できなかったことができるようになるのは楽しいので」

 厳しく険しい戦いはまだまだ続いていくが、強い気持ちを持った小森なら必ずさらにレベルアップして、近畿の中心選手になるはずだ。(netkeirin特派員)

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