2025/10/19(日) 10:24 0 0
二次予選9Rで1着も、ゴール寸前で南潤と接触(2着入線の南はゴール後落車で途中欠場)して後味の悪いレースとなってしまった阿部英斗。準決勝10Rは長田龍拳を叩いて風を切り、青柳靖起も出させずの積極策。渡邉雅也に捲られはしたが、後ろの渡邉豪大を決勝に導いた。
準決勝後でも阿部は、まず二次予選の話に。「本当に南さんには申し訳なかったです。自分としては競り負けたのがダメだったし、最後はフラフラになってしまって南さんに寄りかかってしまった。反省ばかりでしたし、自分では失格かなと思いました」と振り返った。
「準決勝の走りは流れの中で、ですね。あそこはもう下りるところではなかった。雅也さんが強かったですね。あれで自分も残れるくらいじゃないと。豪大さんが決勝に乗ってくれたのは良かったです」
後ろに付いていた渡邉豪大や、九州同士で別線勝負だった青柳が「阿部が(長田の)3番手に下りると思っていたからそのまま行くと思わなかった」と話したほど。それでも阿部は果敢な攻めを選んだ。2日目の走りに満足できていなかったのもあるかもしれない。
「今は出られると思うヤンググランプリを目標に頑張っています。斡旋停止だった9月に練習がしっかりできたし、気持ちの面でも落ち着けた。今回も動き自体は手応えがある。最終日もう1走、なんとか頑張りたい」
最終日7Rは地元の大西貴晃と牧剛央を連れて、再びの積極策もあるかもしれない。(netkeirin特派員)