選手ではないから自転車のことは全く分からない。今の選手はセッティングやフレームを重要視しているから、まるでボート選手のエンジンやペラみたいだ。

　柳原真緒は「今、選手の間で流行しているオリンピック仕様のフレームを2場所前の名古屋から投入した。ブリヂストンが作っていて7月からの受注生産。9月から納入されたけど、これを使いこなせれば、凄い武器になると思う。フレームは硬いけど、車の進みが凄い。66万と高額なので、賞金は欲しいですね(笑)」。

　今後の目標は来月の小倉の競輪祭。トライアルAとBに分かれるが、ここで優勝すればガールズグランプリに出場できる。
「私はBの方だから佐藤水菜さんと児玉碧衣さんが相手。今回、参加している尾方真生さんもいるし、良い前哨戦になりますね」。

　市田佳寿浩門下生だし、熱い気持ちもレースに出ている。(町田洋一)