2025/10/01(水) 10:00 0 0
1日に最終日を迎える大宮競輪「関東カップ・報知金杯 (FI)」。12RではS級決勝が行われる。
地元・関東からは森田優弥、武藤龍生、佐々木悠葵、治田知也も4人が決勝へと勝ち進み、どのように並ぶのか注目が集まったがここは森田の番手に武藤、治田の番手に佐々木という形で分かれることになった。
埼玉コンビの先頭を務める森田は初日、500バンクでもお構いなしに打鐘から果敢にカマシ先行を敢行し松本貴治、佐々木悠葵を完封、うまく3番手で立ち回った野田源一に捲られはしたが2着に逃げ粘る見せ場十分の内容だった。準決勝は初日と打って変わって中団キープからの捲りという器用なレースでワンツーを決めるなど、連日幅広い戦法で戦える森田らしい走りで最低ノルマである決勝進出を果たした。決勝でも地元ファンの期待に応える気合満点の走りで結果を残したいところ。
対抗するのはその埼玉コンビと分かれた治田・佐々木コンビだ。初日特選でも埼玉コンビとは別線で戦った佐々木、しかし自力戦となった初日とは違い決勝戦は治田の番手という位置を回ることになった。治田とは2日続けての連係となるが、準決勝では治田が気迫溢れる突っ張り先行を敢行すると佐々木が大きく車間を切って治田をガード。後続がなかなか迫って来れないまま最後の直線を迎え、人気通り佐々木が差し切るかと思われたが、治田がしぶとい粘り脚で踏ん張り佐々木を振り切った。決勝戦はさらにメンバーが濃くなるが準決勝の良い流れのまま本命撃破を狙う。
唯一の3車ライン結成となった松本貴治、永澤剛、山崎将幸の即席トリオも不気味な存在だ。準決勝では別線の敵として激突した松本と永澤。西田優大、酒井雄多とそれぞれ前を託した2人同士が激しくもがき合って消耗したところで最後の直線へと突入し自力2人の後ろから抜け出す松本、永澤のマッチレースとなるが松本が1/2車輪差の接戦を制した。昨日の敵は今日の友、2日目に熾烈な戦いを演じた2人が力を合わせてワンツーを目指す。
豪華メンバー集結の一戦、優勝をつかみ取るのは一体誰になるのか目が離せない。
★大宮競輪12R・S級決勝は16:10発走!
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また、11RではL級ガールズ決勝が行われる。
大本命を背負うのは地元の太田りゆだ。今開催は8月の女子オールスター競輪(GI)の落車で負った鎖骨骨折からの復帰戦、しかし連日ケガ明けとは思えないほどに強いレースでファンに衝撃を与えている。まず初日は上がり14.5秒と初戦からいきなり男子選手顔負けの強烈な捲りを披露すると、2日目は先捲りを放ち後続をグングンと突き放す熊谷芽緯を7番手の絶望的な位置から捕まえてしまう圧巻の走りで魅せた。
失格の影響で11月の競輪祭女子王座戦(GI)には出場できずグランプリ出場は絶望的となってしまったが、来年良い形で大舞台に向かうためにまずは一つずつ良い結果を積み重ねていきたい。
対抗するのは太田と同じく地元・埼玉の藤田まりあだ。立ち回りの巧さはガールズの中でもトップクラスで今開催も初日、2日目と連日とも先行の後ろ2番手をキープし直線でサッと抜け出すスマートなレース運びで連勝を決めた。太田、熊谷、畠山と自力で動くメンバーたちが乱打戦を繰り広げるようであれば藤田にとっては展開絶好となるだろう。意外にも1月以来優勝からは遠ざかっているが、久々の優勝を地元大宮で決められるかどうか。
熊谷芽緯の爆発力も魅力だ。3月のガールズフレッシュクイーンでは仲澤春香と竹野百香、5月の奈良競輪では坂口楓華を撃破するなど大物喰いの実績は豊富、決勝戦は予選で敗れている2人にリベンジを果たしたいところ。
人気上位の太田が格の違いを見せつけるのか、それとも太田を阻むものが現れるのか、注目したい一戦だ。
★大宮競輪11R・L級ガールズ決勝は15:36発走!
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