2025/09/30(火) 17:47 0 0
特別昇班した尾野翔一の代わりに入ったのがホームバンクの鶴淳志。先月(9月)の地元戦で玉野に続く2度目のVを飾ると、前節の岸和田を完全V。怒濤の3連続Vで3度目の地元戦を戦う。
「序盤はちょっと良くないこともあったけど、だいぶ結果が出せるようになってきた。5場所前の佐世保で、気持ちの弱さが出て準決勝で飛んでしまった(7着)。行けるタイミングでしっかり行くことを心掛けてから、安定してきました」
直後の小倉から1度も決勝を外さず、直近は3連覇。佐世保での反省をきっちりと生かしている。
「やっぱり優勝したいし、意識はしている。特別昇班もしたいけど、そこは自分のレースをやって、それで結果が付いてくれば、ですね」
兄の影響で自転車競技を始めた。祐誠高校時代は、同学年にS級で活躍するあの選手がいた。
「後藤大輝が同級生でした。高校時代は同じくらいか、向こうがちょっと強かったかな。昨日(前検日前日)も訓練日だったので一緒に練習した。時間があった時は一緒にやったりしていますね。S級の舞台でも先行であれだけ活躍しているからすごい。自分もあぁいう風に先行で頑張りたいですね」
自身を自転車の道に導いてくれた兄は養成所に在所中。祐誠高校3年生で華々しい活躍を見せる妹もガールズケイリンを志しているようだ。数年後は競輪一家として名を轟かせているはず。4連続Vを狙って初日からハイパフォーマンスを披露する。(netkeirin特派員)