2025/09/26(金) 08:48 0 0
前で頑張る渡邉正人に乗って、直線抜け出した森田達也。昨年5月に落車し骨盤を骨折。今年7月末の青森で約1年3か月ぶりに復帰し今期は3場所目。
「練習をやり始めたのは1月、外を乗ったのは2月から。プレートもまだ入っているし、外す時間もないからこのまま行くしかない。痛みはありますよ」
というのも、今期は代謝制度の2期目。前期は走っていないので、3期平均得点を考えると、事実上崖っぷちにいる。
「前期は見なし点数が付いてしまったので、今期70点を取ってリセットしないと厳しい。厳しいというか、取らないと無理ですよね。本数も足りないから、ここから全部走って、一本残す感じですかね」
「1着は(渡邉)正人のおかげ。余裕がなくて、色んなところで遅れている。正人も脚を使っていたし、最後は押し出された感じ。練習では走れているけど、実戦は違う」
完調には遠いが、走らないといけない厳しい事情がある。超強力な福島88期勢の一人だった森田。このピンチを乗り越えることを願う。(アオケイ・市川記者)