2025/09/24(水) 21:51 0 0
今開催は予選のメインに抜擢された塩島嵩一朗。早々にチャンレンジ、A級を卒業し、特別昇級後も優出こそないが、しっかり1着は取れている神奈川期待の若手選手だ。
押さえ先行で1度前に出るも中村弘之輔に叩かれ、一時は雲行きが怪しかったが、すかさず叩き返して主導権取り。仲野結音に捲られてしまい、人気に応えることができなかったが、3着に逃げ残り準決勝に駒を進めた。
「まずスタートで脚を削られてしまったし、叩かれた後も苦しかったけど、3車だったし、早めに巻き返さないとと思い叩き返した。前回の立川でも松坂さんとは連係してワンスリーだったので今回こそは決めたかったんですけど…」と本人は悔しさをにじませた。
それでもFI戦では弥彦ぶりに勝ち上がり、準決勝は伏見俊昭-志村太賀の手厚い援護を受けられることになった。練習ではS班の郡司浩平や松谷秀幸、佐々木兄弟などに引けを取らない強さを見せているらしい。本人は「まだS級の流れに対応できていない」と課題は明白なだけにそこを改善できればビッグレースでも活躍できるだけのポテンシャルは保持している。(アオケイ・松野記者)