2025/09/12(金) 19:47 0 2
今開催の勝ち上がりは自動番組制をとっているが、2日目の10R二次予選Aで地元コンビの連係が実現した。
この巡り合わせに小森は「ずっと一緒に走りたかったけど、寺崎の上がり方(強くなるという意味)がすごくて自分はまったくでしたからなかなか機会がなかった。やっと交われます。ホント、気楽に走ってほしい」と喜んだ。寺崎も「気楽って言ってくれますけど、そんな気楽には走れませんよ」と先輩との連係に気を引き締めた。
本来なら両者は初日に同じレースを走る予定だった。勝ち上がりの自動番組は、選考順位を基として、あらかじめ決められた枠に入れて機械的に番組が組まれるため、どのようなメンバーで戦うかは選考順位さえわかれば概ね見当がつく。ところが、直前に欠場者が続出したことで順位がそのつど変動し、いつしか2人は引き離されてしまった。そんな経緯があっただけに、よもやの再会になおさら胸が躍る。
初日9Rの寺崎は慣れぬ単騎での戦いに苦戦し9番手に置かれたが、上がり10秒4の快速まくりで2着に飛び込み充実ぶりをアピールした。小森は何が何でも食い下がって地元の期待に応えたいところだ。(netkeirin特派員)