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【寛仁親王牌】時代よ再び…入魂の1Rに挑む熊本の松岡貴久

2021/10/22(金) 19:00 0 3

弥彦競輪で開催されている「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」。3日目の1Rを走る松岡貴久に22日、話を聞いた。

年齢を重ねて濃厚な顔立ちに“落ち着き”が備わってきた松岡貴久
 2日間、存在感のない松岡。3日目は入魂の1Rに挑むが悲観する様子はまるでない。

「走っていると、オレへの声援がすごかったんです! 初日、2日目と続けてあった。ひとりでしたけど。それも同じ人」

 松岡は先日の熊本記念を誘導で参加した。正選手ではないのに、熊本競輪の公式 YouTube で放送された記念前の宣伝用の特別番組に出場選手たちと共に出演していた。記念を走らないのに1人だけなぜ? と違和感を持った関係者やファンも多かったという。

「合志(正臣)さんや(中川)誠一郎さんら正選手のなかにオレだけポツンと入れられて。それなのに、酒も飲んでもないのに誠一郎さんをイジれみたいな感じになったりして。やりにくかったですよ。それに、あれは競輪場で収録したんですが、普通に(中本)匠栄が競輪場にいた。お前が出ろよって感じでした(苦笑)」

『netkeirin』で連載中の中川誠一郎コラムでは「熊本には松岡貴久時代があった」との話があったが…。

「オレは知らなかったけど、嫁のカアちゃんがネットを見ていたら誠一郎さんのコラムが引っかかったみたいで記事を教えてもらった。見たらオレの名前があってオチになってた。どんだけ落とすんだって感じで(笑)」

 若い頃はギラギラとしていたが、年齢を重ねて濃厚な顔立ちに“落ち着き”が備わってきた。白髪も増えたがまだまだ元気。いま熊本勢が盛り上がっているだけに、もう一花咲かせて「松岡貴久時代」を築いてほしい。(netkeirin特派員)

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