前走函館のオールスター競輪で初めてのGIデビューとなった真鍋。結果は未勝利となったが、その感想を「レースの間隔も長かったし、空気も今までのものとは違い、気も張りっぱなし。それもあって本当に疲れた。(成績通り)まだ力不足というのも実感しました」と話す。

　今回は普通のS級戦だが、前回の函館から19日も間が空いた。ここまでの調整などについて聞いてみると「八月の下旬(27日〜29日)に松本貴治さんからの誘いもあって火島裕輝君と一緒に小松島へ合宿に行っていました。犬伏さんらと練習して良い出稽古になりました」とキッパリ。自信のある顔を見せた。

　初日は原田研太朗とは話し合った結果、別線を選択。後ろには初連係となる小川勇介が付けてラインが形成される。今回は合宿の成果を出したいところだ。「(レースが)楽しみ」という真鍋智寛の走りに注目してみたい。(アオケイ・真島記者)