2025/08/31(日) 15:15 0 1
前回の玉野は2着2本で優出に成功した東龍之介。意外にもFI戦での優出は去年の8月取手以来、約1年ぶりだった。
決勝は片岡迪之-渡部哲男の中四国、谷口遼平-松村友和の中近、治田知也-磯田旭の関東で東は南関で唯一の勝ち上がり。セオリーなら単騎で切れ目を回るか東日本でまとまって関東の後ろだが、東の出した答えは「治田君ジカ」。
この結論に至った考えを改めて聞くと「治田君とは初日も連係して強かった。バック数も20本近くあって凄く魅力的な選手。なのでジカで競りに行かせてもらった。やっぱりこれが自分のスタイルだと思うし、自分の方が点数がなくても前を回してくれる人もいる。そうしてもらっている以上、勝負していかないと」と東らしいコメント。
「実際は治田君の先行にならなかった。反省点はあったけど、後悔はなかった。あのような展開も7車特有ですよね。今回同じ斡旋の渡邉晴智さんや南関の先輩が色々とアドバイスをして下さるし、そのお礼を走りで見せていきたい」と話してくれた。
6着と結果を残すことはできなかったが、常に戦う姿、全力で1着を目指す姿を見せてくれる東は自然と応援したくなるし、凄く好感が持てる。よく南関の自力選手からは「東さんが後ろだと心強い」と言う声を聞くし、仕事もきっちりこなすガッツマーカーで信頼は厚い。個人的にはこのスタイルをずっと貫いて欲しいと思う。(アオケイ・松野記者)