前回の立川で4場所ぶりに決勝へ進出。リズムよく地元戦に乗り込んできた。

「一時期、競輪場に全く出入りできなくて、(競輪場内にある)ワットバイクでの練習ができなかったんです。その間はずっと決勝を外していて…。立川の前にやっとワットバイクで練習できたら、すぐに結果が出た。PIST6の効果ですか？ あるかもしれないけど、250のあとの立川だったので、とにかく直線がすごく長く感じました(苦笑)。立川のあとは、寛仁親王牌に出場する深谷(知広)さんや岡村(潤)さん、(渡辺)雄太さんたちと一緒に練習させてもらいました。いろいろと気付けた部分もあったし、その成果を今回出したいですね」

　初日特選には同県の長田龍拳もいるが、話し合って別線で戦うことになった。 「南関が3人だったり、これが決勝だったら違う考えもあったけど…。追い込み選手が2人いるので、分かれればそれぞれラインができると思うし、初日に動いて感じをつかみたかったから自力でやる事にしました」

　調子を上げている齋木と長田の真っ向勝負は見ものだ！

　ちなみに齋木が着ているTシャツは「PIST6で1着を取った人だけもらえるやつなんです」と教えてくれた。(netkeirin特派員)