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【熊本競輪・ミッドナイト】高橋大輝が昨年2月以来の決勝進出

2025/08/20(水) 09:50 0 0

熊本競輪場のミッドナイト「成尾整形病院脊椎部長田畑聖吾杯(FII)」は20日、最終日を迎える。9RのA級決勝に出走する高橋大輝に話を聞いた。

「吸い込まれるように空いたコースを突けた」と話す高橋大輝

 準決勝8Rは人気を集めた寺崎祐樹-小柳智徳が敗れ、単騎戦だった高橋大輝が2着に突っ込んで高配当での決着に。高橋は昨年2月のいわき平以来となる決勝進出を喜んだ。

「あんなに早い段階から踏み合うとは思わなくて油断しちゃっていた。前々にいないと厳しいと思っていたんですが…」

 赤板で遠藤勝弥が小柳を突っ張り、小柳も打鐘前から再びスパート。これにも遠藤が猛抵抗して急激にピッチが上がり、高橋は6番手で前と車間が空いてしまった。ただ、その後は落ち着いて流れを見極めた。

「後ろから勝部(貴博)さんも仕掛けてきたけど、あの位置で踏んだら伸びないと思って我慢した。寺崎さんが内に行ったのが見えて、吸い込まれるように空いたコースを突けた。スピードを殺さず突っ込めましたね」

 最後は鋭いタテ脚を繰り出して優出圏内まで強襲した。

「決勝は久しぶり。嬉しいです。年末の落車(12月別府)でしばらく休んだりしたし、良かった」

 今年3月に復帰してからは勿論、初の決勝進出。近況は以前ほど自力を出さず、初日はライン4車の先頭になって戸惑いも隠せなかったが、決勝は同地区の捲り屋・小笠原光がいる。

「小笠原君がいるので。初連係です」

 初日はライン4車の先頭、準決勝は単騎戦で決勝はマーク戦。小笠原の仕掛けに乗ってどこまで前団に迫れるか注目だ。(netkeirin特派員)

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