2025/08/07(木) 12:30 0 0
6日から開幕中の別府競輪ミッドナイト「チャリロト杯(FII)」。4RのA級チャレンジ準決勝に長野魅切が登場する。
在校10位と上位で養成所を卒業した長野だが、ルーキーシリーズでは3開催とも優出を逃すなど良いスタートは切れなかった。
しかし、本デビュー後からの長野の快進撃には目を見張るものがある。初のライン戦となった久留米競輪の初日は打鐘で果敢にカマシ先行に打って出ると、そのまま押し切り番手の阿部弘とワンツーを決めた。そして決勝では単騎カマシで抜け出す鶴淳志を最後の直線で捕まえて悲願のデビュー初優勝を果たした。
本デビュー2戦目の松阪競輪決勝では同期の藤田楓、谷澤優貴との3分戦となったが、打鐘でカマシ先行を敢行した藤田楓を追って3番手を確保すると3コーナーから捲り仕掛けて藤田を捉え、捲り猛追する谷澤も振り切って2度目の優勝を挙げた。
3連続Vを狙う今開催。初日は突っ張り先行で押し切る好内容で今回も仕上がり十分と見て良さそうだ。
準決勝は今季すでに2回の優勝、前期A級2班の成海大聖が相手として立ちはだかる。期待の大物ルーキーが強敵を相手にどんなレースを見せてくれるのか楽しみだ。
★長野魅切は別府競輪4R・A級チャレンジ準決勝に登場!(発走21:40)
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前期S級の実力者である中川と小酒。無念の降級となってしまったものの、今期は元S級として遺憾なくその実力を発揮している。
九州勢の先頭を務める中川は7月の奈良競輪決勝で疋田力也、一ノ瀬匠、西岡利起の強力自力3車を捲りで粉砕し今期初優勝を決めた。今開催の初日特選でも先行する久樹克門の番手・近藤誠二を捌いて好位置を確保し、最終バックから捲りを放ち前団を飲み込んで2着を3車身突き放す圧勝劇を見せた。自力脚も強力だが自在性も備えておりどんな展開にも対応できるのが強みだ。
その番手を回る小酒は失格の影響で降級となったが24年後期、今年前期共にS級戦で優出を果たしているように実力はバリバリのS級クラスだ。一級品のタテ脚を備えており、マーク屋ながら捲りの決まり手を3本も持っている。初日特選では5着に敗れているが、落車の影響を受けたことによるもので完全に度外視できる内容だ。今回は中川の番手という絶好のポジションを活かして直線鋭く追い込む。
地元・九州としてここは負けられない。
★中川聖大、小酒大勇は別府競輪9R・A級準決勝に登場!(発走23:20)
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