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第1回女子オールスター競輪G1(前検日)レポート【ガールズドリームレース7選手コメント】

2025/08/07(木) 19:30 0 0

2025年8月7日 宇都宮競輪
第1回女子オールスター競輪G1(前検日)

※ナイター開催

G1格付けとなった第1回女子オールスター競輪が8日、宇都宮競輪場で開幕する。主にファン投票で選出されたガールズレーサー42名が3日間の新設G1決戦に挑む。前検日レポートでは、初日メインの12レース「ガールズドリームレース」に出場する7選手の前検日インタビューを中心に、予選からの注目レーサーをピックアップ!

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宇都宮競輪G1(初日)第12レース
女子オールスター競輪「ガールズドリームレース」

1/児玉碧衣(福岡108期)
2/太田りゆ(埼玉112期)
3/佐藤水菜(神奈川114期)
4/久米詩静岡116期)
5/石井寛子(東京104期)
6/荒川ひかり(茨城110期)
7/河内桜雪(群馬122期)

1/児玉碧衣(福岡108期)
コンディションは問題ないです。防府後も計画的に取り組んできました。パールカップの時よりも練習時の数値が上がっているので、着々と力をつけられていると思います。9年連続1位は、いい時も悪い時も応援してくれるファンがいることを再認識したので、今年からG1に変わったここで恩返しできるように、感謝の気持ちを込めて走ります。500バンクは苦手意識がありますが、意外と1着を取れているので、思うより悪くないのかなと思います。出し惜しみなく力を出し切りたいと思います。

2/太田りゆ(埼玉112期)
前走の小松島は、寒暖差にやられてしまい、ベストではなかったなと思います。そのあとは、ここをすごく意識して状態を作ってきたわけではなく、レースが連続で入っているいつもの流れで来ました。小松島よりはいい状態と信じたいです。宇都宮バンクは、普段練習している大宮とは少し違う印象があります。直線が、大宮の方が長いかなと思います。ファン投票2位は信じられなかったです。競輪を走り出して、2位にまでみんなに持ち上げてもらったことは、力をもらっているし応援してもらえることが私の根本的なところだと思いながら今回入ってきました。自力で頑張ります。

3/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
直前の仕上がり具合は、良くもないけど悪くもないかなと。ステップアップしたい気持ちがすごく強いのですが、ついてこれていない感じがします。500バンクは、いつも練習しているトラックの2倍で不安ですが、やれることをやろうと思います。ガールズケイリンにあまり出場できていないのですが、昨年以上の票をいただけてすごく嬉しかったし、ドリームレースは自分の力では走れないので、恩返しができるようなレースができたらと思います。このレースで自分の目標(グランプリスラム)としていたことが達成できるので、ここで一区切りできるように気を引き締めて戦いたいと思っています。

4/久米詩静岡116期)
(前走の京王閣後は)疲れが溜まっているようだったので、休養メインにしてきました。宇都宮は走りやすいですね。ファン投票4位は嬉しかったですし、(ドリームレースは)普段のレースを評価してもらえて走れるレースなので、いい評価をもらえて嬉しいです。自力自在で戦います。

5/石井寛子(東京104期)
(パールカップのケガは)まだ完治していない状態。左肩鎖関節脱臼です。(前走の)京王閣は、肩が使えないと、こういう3日間なのだとイメージして走りました。その後の練習はとても楽しく充実した毎日で、あっという間にオールスターの前検日がきたと思っています。ファン投票の結果はめちゃくちゃ嬉しくて、ドリームレースを走るためにいろいろやってきたこともあるので、ファンの皆様のおかげです。宇都宮バンクは、相性バッチリでめちゃくちゃ好きです。500バンクで難しいのですが、プラスに働きます。感謝しながら走ります。

6/荒川ひかり(茨城110期)
(78日間の欠場は)練習中ので脛骨と腓骨を骨折して、今回が復帰戦になります。バンク練習は1週間くらいできました。流れの中でのタイムだと骨折する前と変わらないくらいまで戻せましたが、ゼロから立ち上げるのが上手くいかないので、心配なところです。宇都宮は、500バンクの中では比較的走りやすいイメージがあります。今回からG1ということもあり、選ばれたのはとても嬉しかったのですが、その結果の後の骨折だったので、オールスター出場に向けリハビリも頑張ってここまできたので、今できることは精いっぱいやりたいと思います。

7/河内桜雪(群馬122期)
前走の函館後は、1日おいて午前午後、練習していました。タイムやスピードもデビューしてから一番出ているのかなと思うので、一番いい状態で迎えられたと思います。投票順位は8位でしたが、繰り上がりでドリームに乗れたので、(日野)未来さんの分まで頑張れるようにしたいです。宇都宮は、3年前に1回走っただけなので、記憶が曖昧なのですが、500バンクの割に直線があまり長くないイメージです。直線が長い方が好きですが、走りにくい印象はないです。強い先輩方と走るし、夢に出てくるくらい緊張していますが、リラックスして練習してきたことを信じて、食らいついていきたいと思います。

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女子オールスター競輪G1予選注目選手ピックアップ

【初日7R=L級ガールズ予選】
「いい状態をキープ」
2番車:山原さくら(L1・山口104期)
前走の小松島は、日に日に状態が上がっていった感じですね。その後の5日間は、1日はしっかり乗り、2日間は軽めの練習で自転車に乗って調整君できました。対戦相手が強すぎてなかなか優勝できませんでしたが、状態はずっといいところをキープできています。宇都宮バンクは11年ぶりで何も覚えていないです。高知バンクと違うと思いますが、500バンクに対する苦手意識はないです。

【初日8R=L級ガールズ予選】
「流れに乗って力を出す」
2番車:荒牧聖未(L1・栃木102期)
(5月函館の落車は)右鎖骨と肋骨の骨折です。手術をしてワイヤーを入れて、7月末に抜きました。地元開催のG1なので、バンク練習をして仕上げてきました。オールスター開催が決まった時はすごく嬉しかったです。第1回のオールスターを地元でやるのはすごいことなので、ここに向けて頑張る思いでした。しっかり流れに乗って力を出し切れるように頑張ります。

【初日9R=L級ガールズ予選】 「パールカップよりいい状態」
1番車:仲澤春香(L1・福井126期)
パールカップ以降、普通開催を3場所走れたので、その中で修正すべき点など課題を持ってやれたので、以前よりいい状態だと思います。自転車のセッティングやレース中の感覚など感じたことを改善していけるのは大きなことだと思います。直前の1週間は、ナショナルチームのメニューをやってきました。練習の中で苦手なことは苦手ですが、得意な部分などはレースの中でより良くなっていると思います。ガールズも、G1だとレースの流れが変わってきているので、全体の流れを見ながらしっかり走れたらと思います。自分の走りを評価していただいてオールスターで走れるのはとても光栄なことなので、ファンの皆様に自分らしい走りを見ていただけたらと思います。

【初日10R=L級ガールズ予選】
「悪くない感触」
1番車:梅川風子(L1・東京112期)
近況、体調はいいです。コンディションも大丈夫だと思います。年間を通して競輪祭女子王座戦にピークが来るようにやっているので、まだ通過点ですが、もう少しいい状態であって欲しいですね。自分の弱いところを重点的にやったりトップスピードを上げることなどをやっています。(前走の松阪からは)ここに向けて調整してきました。感触は悪くないと思いますし、自力でいきます。

【初日11R=L級ガールズ予選】 「心身ともに過去最高の状態」
1番車:尾崎睦(L1・神奈川108期)
近況、今年に入ってから、上がりタイムを自力で11秒台出すことを、一つの目標としていたので、そこもだんだん出せてきているし、レースをしながらしっかり踏めている感覚も出てきています。(前走の静岡から)練習をして、しっかり疲れもとりつつ仕上がるように過ごしてきました。パールカップの時と比べても、いい状態でこられていると思うし、これまでの中でも状態も精神的にもいい状態だと思います。宇都宮は、500バンクの中でも好きなバンクで、仕掛けどころも何ヶ所かあり、400に近い印象です。勝ち上がるには初日が大事だと思うので、やるべきことをやって勝ち上がりたいと思います。

(P-Navi編集部)

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