2021/10/13(水) 17:30 0 2
前橋競輪場で開催される「ドームスーパーナイトレース(GIII)」。初日の一次予選9Rに出走する青野将大に話を聞いた。
直前は10月8〜10日で行われていた千葉のPIST6に参加。青野将大は決勝こそ5着に敗れたが、一次予選から準決勝まで3連勝と大活躍。
カーボンフレームでの競走から、従来の競輪への波及効果について尋ねると
「千葉ではレースが早く始まったし、モガく距離も長めからになりましたね。でも、あのスピード競走にそれなりに対応できていたし、1日に2走だったから良い練習にもなりましたよ。終わった後は、スピードが多少なりともアップしたと自信を持てたはずだったんですけどね」と語ってくれたが、なぜか表情は冴えない。
突っ込んで聞いてみると「帰ってから早速、11日、12日と郡司浩平さんといつも通りに川崎で練習をしてもらったんですが、全然歯が立たなくて…。いつも通りにこてんぱんにやられちゃいましたよ。自信が付いたと思ったけど、鼻をポッキリ折られた感じ。やっぱり郡司浩平さんの強さは凄いというしかないって心境でしたよ。それでもカーボンフレームはある程度惰性で伸びていく感じがあるけど、こっちの鉄製の自転車はしっかり踏み込まないと力が伝わらずに進まないから、その感覚を取り戻せたのは良かった。相手も強いけど、晴智さん達が付いてくれるので自分の力をしっかり出し切るだけ」と一次予選に向けて集中はできている様子だった(アオケイ・渡辺記者)