2025/07/18(金) 23:45 0 2
18日開幕した「サマーナイトフェスティバル(GII)」の開催地は玉野競輪場。業界初のホテル併設型競輪場をケイリン女子部・二宮歩美部長にレポートしていただきました!
2022年春にリニューアルオープンして業界初のホテル併設型競輪場として話題を集めた玉野競輪場。ちょうど、コロナ禍だったこともあり、なかなか行く機会がいつも以上に作れなかった中、ついにサマーナイトフェスティバルで待望の現地へ!
まず競輪場に近づいていくと目に飛び込んでくるのが瀬戸内海。なんだろう、この景色が浦島太郎の舞台に似ている気がするのは私だけでしょうか?
正面の入り口を過ぎ、いざ「HOTEL10」へ! 前検日にはこのエントランスにおしゃれ女子がたくさん、朝から選手の入待ちをしていた姿が華やか過ぎて競輪界っぽくなくて? びっくり!
なんと言っても、エントランスから始まり、どこもかしこもデザイン性があって、旧競輪場で使われていた廃材がインテリアとして使われていて、どこかレトロ感があるところもまたよき。
実際に部屋に入ると目の前に誰もいない静寂な競輪場と瀬戸内海が広がっていて、今までみたことのない景色が広がっているじゃないですかっ! まるで独り占めしているかのような贅沢感を味わえて、これは普段経験できないので、競輪ファンのみならず、一度は宿泊して貰いたい!
開催中は選手も同じホテルに宿泊するため、残念ながら大浴場やサウナは使えないが、逆に部屋のテラスやカフェレストランから指定練習が見られるし、レースを一望することが出来るのが特典! それに選手と同じホテルに泊まってるって思うだけで、なんかちょっとわくわく? したり?
それにしても部屋着や備品などが全てインテリアのように飾ってセットしてあるので、ついついこれは使っていいものなのか? と戸惑ってしまうけれど、どれも宿泊中は自由に使っていいみたいでちょっと気分が高まったり。
何より、18年間近く競輪に携わっていましたが、バンクを眺めながら寝て、目が覚めたら目の間にバンクが…って経験はさすがに今までなくて不思議な感覚に陥っていたり。ついつい無駄に早起きして、神聖なる景色を眺めながらテラスでコーヒーとか飲んじゃったり(笑)。
そして宿泊者限定ブレックファーストだけは今回の食レポのためにも1回は食べようと思っていざ、会場へ。ホームスタンドのすぐ横にあって、ビュッフェ方式になっているんですが、おすすめは名物の自分で作る「たまごかけ鯛めし」。
これはうまうま過ぎて、本当はもりもり具材を乗せて頬張りたかったくらいですが、体も作り直しているので我慢、我慢! 他にも美容や健康を意識した野菜やヨーグルト、お茶やスムージーも揃っているのでダイエットや食改善している人でも楽しめるはず!
開催中は一般のお客様もランチ、ディナーと利用できるんですって。本当は夜のメニューがお酒とともに楽しめそうな内容が多くて食べてみたかったけれど、それは次回のお楽しみに。
他にも競輪ギャラリーがあったり、レンタサイクルが借りられたり、駅までマイクロバスが出ていたり、備前焼作りなどのアクティビティもあるので、しかっり事前にチェックして余すとこなく堪能して貰いたい。
最後にサウナ部所属の新田選手が「ここのサウナは温度が高くて整いやすい。レース後や日常でも質のいい睡眠に導いてくれる効果があるので活用している」と私がこのホテルのサウナを使えない分、感想を教えてくれた。
そして、選手も意外とみんな、ホテル10の部屋着を着ていたりするからびっくり。ちょうど出くわした恩田淳平選手にポーズを決めて貰って、はい、パチリ!
私は今日までの参戦になりますが、ぜひ皆様、引き続きサマーナイトをお楽しみ下さい!