2025/07/18(金) 22:04 0 3
玉野競輪のナイター「第21回サマーナイトフェスティバル(GII)」は18日、初日を開催。S級一次予選8Rを走った新田祐大に話を聞いた。
若手たちとの力比べに思いのほか手を焼いたが何とか3着に踏みとどまり、マークした和田圭と共に勝ち上がりを決めた。「谷(和也)君がかかっていたのか、東矢(圭吾)君が仕掛けにくかったのか出なかったので、内か外か迷って踏むタイミングが遅れてしまった」と、機動型の動きを読みつつも判断を見誤り苦笑いを浮かべた。
失格の多さもあり選手会による自粛欠場期間が設けられ、約2か月もの間、実戦から遠ざかった。前回の地元いわき平Sから復帰を果たして2場所目。レース勘に不安を残すが「体は問題ないしあとはタイミングだけ。自分のタイミングをつくることができれば戦える。逃さずに踏み込みたい」と修正の範囲内だ。
内にいくか迷ってしまう、とのことだが、和田圭が「前に踏めば普通に飲み込めるスピードだったと思う」と評していたように自信を持ってスパートすれば何ら問題はない。
2日目、二次予選B、6Rは山崎芳仁に任され自力勝負。規格外のスピードスターが鮮やかに駆け抜けて存在感をアピールする。(netkeirin特派員)