2021/10/11(月) 17:30 1 9
小松島競輪場で12日から「笹田伸二杯争覇戦(FI)」が開幕する。12R初日特選の並びが決まった経緯を紹介する。
まずは四国勢5人の話し合い。
渡部哲男 「5人ってどうする? 並ばないってなってもどうするか…。手があるか?」
山中貴雄 「四国で並ぶなら僕は5番手でいいですよ。」
渡部哲男 「貴雄。もう割り切って自分でやれ(笑)」
山中貴雄 「マジッすか!? 動けって言われれば動きますけど。初日に自分でやると2日目以降も自力の番組を組まれてしまうからなぁ…。そこがネックなんですよねぇ。」
渡部哲男 「無理にとは言わんけど、小川や山口も足場が無いから5人並んだら狙ってくるだろ。」
山中貴雄 「分かりました。自分でやります。」
太田竜馬 「僕は自力で頑張るだけ。後ろの並びはマーク選手にお任せします。」
福島武士 「哲男さんがいいのなら地元勢の後ろに行きたいです。」
渡部哲男 「じゃ俺は貴雄に任せるわ。」
小川勇介 「哲男さんが俺に付いてくれれば頑張るのになぁ。不動会ライン。貴雄も1人なら同期同部屋でってのもありなのに。」
山口泰生 「小川君はどうすんの? 同期や不動会繋がりで3番手? 」
小川勇介 「いや。そこはないですよ。自分でやるかどうかってとこで。」
山口泰生 「動くの? まだ自力ある?」
小川勇介 「決まり手はないですけど練習はやってるんで。付いてくれます? 内枠だしチャンスはあると思うんで!」
山口泰生 「前々に頑張ってくれるなら任せるよ。」
こんな感じで決まった。これを知ってレースを観戦するとまた違った見方ができるかも!? (アオケイ・梅田浩行記者)