アプリ限定 2025/07/17(木) 12:00 0 4
18日から開幕するGII・サマーナイトフェスティバル。これまで3日制で行われてきたが今大会から4日制へと変更になる。今回は4日制になったことで波乱度は変化するのか、車券戦術を変えるべきなのか、車券のヒントとなる材料を調査した。(netkeirin編集部)
まずはサマーナイトフェスティバル、そして同じGIIの共同通信社杯、ウィナーズカップのそれぞれの直近3大会(ウィナーズカップは23〜25年、それ以外は22年〜24年)の3連単平均配当を比較していこう。
なお、開催内で行われたガールズ戦は集計に含まない。
レース種別 | サマーナイト フェスティバル | 共同通信社杯 | ウィナーズ カップ |
---|---|---|---|
予選 | 1万9,748円 | 2万630円 | 2万2,226円 |
準決勝 | 3万8,953円 | 3万8,886円 | 8万2,728円 |
決勝 | 1万3,133円 | 6万4,300円 | 1万9,953円 |
負け戦 | 2万3,224円 | 2万9,146円 | 2万9,119円 |
全R平均 | 2万4,224円 | 2万9,270円 | 2万9,941円 |
3日制で行なわれていたサマーナイトフェスティバルと比較して、4日制の共同通信社杯、ウィナーズカップの方が5,000円以上全平均が高い結果となった。
予選ではそこまでの大きな差は無いが準決勝、決勝、負け戦で差がついている。
4日制になって高配当寄りに傾向が変わっていく可能性に注意していきたいところ。
また、4日制になったことに伴い今回からは二次予選が設けられている。初日の着順に応じて二次予選A(4着まで準決勝進出)、二次予選B(2着まで準決勝進出)に振り分けられる。
ここからは同じくGIIで二次予選がA,Bに分かれる共同通信社杯の直近3大会の配当傾向をチェックしていく。
レース種別 | 平均配当 |
---|---|
二次予選A | 5万4,057円 |
二次予選B | 2万1,991円 |
なんと勝ち上がり条件が緩いAの方がBよりも倍以上配当が高かった。中でも24年は3レースすべて万車券でSSが0勝と大波乱の結果に。
初日に好成績を残した選手が進めるAの方が実力者が揃いやすい分、激しいレースになり波乱が起きるのかも知れない。
今大会でも同様の傾向になる可能性は大いにあるため、頭の片隅に入れておいてほしいデータだ。
ここからは各GIIの直近3大会で穴配当を提供した実績のある選手を紹介する。
眞杉が穴? と疑問に思う方もいるだろうが、集計期間中でGIIは5勝、そのうち4回が万車券と勝った時の3連単配当は高い。
トリッキーなレースをすることも多いので、そうなったときのヒモ荒れには注意したい。
24年のウィナーズカップ準決勝で3連単58万3,810円の超高額配当を演出した嘉永。そのレース一回だけではなく、その他にも集計期間内で3回の万車券を提供している。
ツボにハマった時の爆発力はS班にも全く引けを取らない。人気本線になっていない時に注意したい1車だ。
集計期間中のGIIで5勝、そのうち4回で万車券、さらにその内2回は10万オーバーと穴党にはたまらない1車。
24年の共同通信社杯では眞杉匠、清水裕友、吉田拓矢らを破り3勝を挙げているように、勢いに乗った時は手が付けられない。調子の波をうまく見極めたいところ。