2025/07/14(月) 11:45 0 2
13日から開幕中の防府競輪ナイター「スポーツ報知杯争奪戦(FI)」。11RのS級準決勝に北津留翼が登場する。
長い間、九州の看板選手としてトップクラスで戦い続けてきた北津留だが、「全日本選抜競輪(GI)」、「日本選手権競輪(GI)」は共に初戦敗退、「高松宮記念杯競輪(GI)」は出場すらできないという苦難の連続。
もう40歳になり自力選手としては厳しいのか…と思ったファンは多かっただろう。しかし北津留はまだまだ終わらない。
前々走の地元久留米記念では3連勝で優出、中でも準決勝はあの郡司浩平を凌いで逃げ切り勝ちを収める圧巻の内容だった。
そして前走の宇都宮競輪の初日敗退でも和田真久留、原田研太朗、久田裕也といった強力な自力を相手に逃げ切り1勝を挙げるなど、まだまだ自力でもトップクラスの実力があることをアピールした。
迎えた今開催、初日特選は7着に敗れたが、後ろ攻めになってしまった上に、阿竹智史の牽制の煽りを受けてしまうあまりにも苦しい展開で度外視できる。準決勝は同県の嶋田誠也とのコンビで決勝進出を狙う。
8月の「オールスター競輪(GI)」に向けて、今の良い状態からさらに上積みしていきたい。
★北津留翼は防府競輪11R・S級準決勝に登場!(発走15:40)
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また、12Rの同じくS級準決勝には小倉竜二が登場する。
24年は落車の影響もありビッグレースでは一度も準決勝に進めないなど小倉の実績・実力を考えるとやや物足りない成績に終わってしまった。
しかし25年に入り3月の前橋GIIIで準優勝、6月の静岡FIで完全優勝、「高松宮記念杯競輪(GI)」では白虎賞に進むなど49歳とは思えない大活躍で四国勢を鼓舞している。
今開催の初日は小川真太郎との連結が外れるも、空いたインコースを強襲し2着を確保した。準決勝は初日特選で果敢に先行した片岡迪之に前を託す。
来年には50歳になる大ベテランだが、四国勢躍進のためにはまだまだこの男の存在が欠かせない。
★小倉竜二は防府競輪12R・S級準決勝に登場!(発走16:10)
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