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【必見レース情報】怪物・仲澤春香と128期の新星・北岡マリアが完全優勝を懸けて激突!/四日市ナイター最終日10Rは19:46発走

2025/07/07(月) 12:15 0 1

四日市ナイター10R・L級ガールズ決勝に出走する仲澤春香(左)と北岡マリア(写真提供:チャリ・ロト)

 7日に最終日を迎える四日市競輪ナイター「稲藤日永うちわ杯(FII)」。10RのL級ガールズ決勝に仲澤春香北岡マリアが登場する。

 仲澤は6月の「パールカップ(GI)」で初のGI出場にもかかわらず、予選、準決勝と2日連続の連対で優出を果たした。決勝はナショナルチームの先輩である佐藤水菜に格の違いを見せつけられる結果に終わってしまったが、そもそもデビュー1年目でこのステージに立てたこと自体がとてつもない快挙だ。

 そしてそのGI後の地元・福井競輪では予選を当然のごとく連勝で勝ち上がる。そして決勝では打鐘からカマシ先行を敢行するが、番手に強豪・藤田まりあが入り、最終バックでは山原さくらが強烈な捲りで迫ってくるというあまりにも苦しい展開となるが、それらをすべて合わせ切ってゴール線を先頭で駆け抜けた。

 今開催でも連日バックを獲る仕掛けを見せて連勝。今回も完全優勝ならGI・企画レースを除くと11場所連続での完全優勝となる。

 GIの悔しい経験を糧にさらなる高みを目指すモンスターから目が離せない。

 しかしそんな仲澤に対抗するのが今回が本デビュー初戦となる128期・北岡マリアだ。

 選手全員がL級1班に格付けされるガールズ戦ではデビュー後いきなりGI級の選手と対戦しなければいけない可能性も高く、ルーキーは苦戦しがちな傾向にあるが、この19歳にはそんな心配は無用だった。

 初日、2日目と共にトップクラスの実力を誇る太田美穂と同じ番組に入ってしまったが、初日は番手、2日目は3番手と常に好位置をキープする器用な立ち回りで両日とも最後は選考する太田美穂を直線捉えて1着。完全優勝の権利を手に入れた。

 同じく128期で北岡としのぎを削った酒井亜樹も日隠実最終日を迎える岸和田競輪に出走しており、予選を連勝で勝ち上がっている。ここは同期に後れを取るわけにはいかない。怪物・仲澤が相手となる決勝もデビューそのままの勢いで突破していきたいところ。

 怪物か、新星か、今後のガールズ界を占う一戦といっても過言ではないだろう。

仲澤春香北岡マリア四日市競輪10R・L級ガールズ決勝に登場!(発走19:46)
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四日市ナイター9R・A級チャレンジ決勝に出走する谷澤優貴(左)と加藤駿(写真提供:チャリ・ロト)

 また9RのA級チャレンジ決勝にはは共に今回が本デビュー初戦となる127期の谷澤優貴加藤駿が登場する。

 谷澤はまず初日、名刺代わりの突っ張り先行で難なく快勝。準決勝は赤板で突っ張ろうとするも桜井大地に出られてしまう。そのままの隊列で最終周回を迎え、谷澤は2コーナーから捲り仕掛けるも3番手付近で止まってしまい、さらに三浦綾の牽制設けて万事休すかと思われたが、そこから直線でもう一度グイっと伸びて先頭の桜井を捉えて1着でゴール。連勝での勝ち上がりを決めた。

 加藤は初日、前期A級2班で今開催の中でも点数上位の中里福太郎との2分戦となったが、突っ張り先行で見事中里を封じ切った。しかし準決勝は予選と同じく突っ張り先行を敢行するも、関谷哲平の猛抵抗に遭い消耗させられた結果、櫻井利之に捲られ4着に沈んでしまう。しかしまだ本デビュー2戦目で慣れないところもあったのだろう、決勝で修正できるかどうかがカギとなる。

 在校順位は高くない2人だが、121期では後藤大輝村田祐樹、123期では梶原海斗など、今はS級で活躍する先輩たちも決して養成所時代は中位〜下位と決してエリートではなかった。養成所時代からの成長というところもぜひ、ルーキーを追いかける中での楽しみの一つとして注目してほしい。

谷澤優貴加藤駿四日市競輪9R・A級チャレンジ決勝に登場!(発走19:20)
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