2025/06/30(月) 16:46 0 3
落車による大けがや膝の負傷の影響もあって、実力者の大薗宏は今期、初めてチャレンジに降格となった。
「いわゆる一期目ですね(苦笑)。なるようにしかならないだろうし、いつまでも昔のような脚があると思っちゃダメ。だから現に、チャレンジにいるんだからね」
それでもどこかチャレンジでの戦いを楽しみにしているようにも感じられた。おそらく「これでB2〜S1まで全部の階級に属したことになるんだよね(笑)」と“コンプリート”できたからだろう。
「調べたら新人リーグってB級2班格付けなんだって。デビュー直後に失格や体調不良の影響で出走本数が足りずA級4班っていうレアなところも経験している。SSにはさすがになれなかったけど、S1まではいけたし、あとはA級3班だけだな〜、って思っていたんですよ」
幸いにも「手術した膝の感じはだいぶ良くなってきている。ダッシュに対する感覚もいいし、今回は期待してもらっていいですよ(笑)」と頼もしい言葉が聞かれたように、状態は右肩上がり。チャレンジデビュー戦では、かつて何度もS級で一緒に走った浦山一栄との好連係を披露する。(netkeirin特派員)