2025/06/26(木) 07:43 0 0
実力者の川崎健次は初日、田中勝仁に前を託した。突っ張られてからもう一度仕掛けた田中のまくりは不発に終わるも、そのスピードをもらうと直線伸びて2着。厳しい番組をしのいで予選をクリア。それでも「周りが見えていたし、いい時なら楽勝で1着を取れる展開。でも脚が今は追いついていない。ケガだけはしちゃいけないってわかってはいるんですけど、自分もケガで苦しくなっちゃいましたからね」と悔しそうに振り返る。
本来ならS級で活躍できる力のある川崎だが、ケガの影響でここ24年1月からはA級暮らし。
「ちょうど1年前にここ(豊橋)で骨盤を骨折したんです。恥骨、腸骨、座骨、寛骨と4か所。安静にしていたので復帰は割と早かったんですけど、影響があるのか、やっぱり好不調の波が大きくて…」
それでも気持ちは強く持っている。「もう一度、S級に戻りたいなと思っています。ケガさえしなければ良くなるはずなので。まずは常に特選に乗れるくらいまで点数を戻したい」と力強く語った。(netkeirin特派員)