2025/06/22(日) 14:08 0 7
一次予選を力強い走りで連勝し、青龍賞までコマを進めた松井宏佑だったが、準決は諸橋愛のイレギュラーな動き等もあって力を出し切れず、日本選手権に続くGI連続優出を逃した。最終日のこの日は「最後まで踏み切れたしカカリも悪くなかった」と堂々の逃げ切りで今節3勝目をゲット。デキは抜群だっただけに、もし決勝に進んでいたら…と悔やまれるところだ。
「(準決は)思った展開で走れず難しかった。郡司さんが脚をつかってSを取ってくれたしラインとして戦うには前の方で勝負したかったので。(中団並走は)意地もあって引けなかった。(周回中から)重い所を走らされたし、脚いっぱいだった。ここへ向けてめちゃくちゃ追い込んできたし仕上げてきたけど。(大事な準決で)思った通り走れずチャンスをものにできなかった。まだまだだと痛感した。それでもある程度は上で戦える自信はあるし、これを継続して精度を上げていくトレーニングをしたいと思います」
今大会での初タイトル獲得は叶わなかったが、獲る力は間違いなく秘めている。この悔しい気持ちは後半戦にぶつけるしかないだろう。(netkeirin特派員)