基本的にタテ勝負一本。力でねじ伏せ続けてきた高田真幸が京王閣の初日、遂に500勝を達成した。

「周りが500勝、500勝って言うから一応目標でした」と節目達成に満更でもない様子。それもそのはず「人の後ろで勝ったレースは40もないと思う。ほとんど自力でやってきた」と自らの力で勝ち取ったと言っても過言ではない。

「でも最近は特にキツい。新人と当たって勝てる訳がないからね。バックも逃げも付けられない制約がある中で勝てた。ラインのおかげもあるけどね」とレベルの上がる中でもこれだけ結果を出しているベテランはさすがのひと言だ。

「今後の目標？ 700勝だね。詳しい事は分かっていないけど、700勝したらいいことがあるらしい(笑)。無理だとは思うけど頑張ってみます。でも、実際には550勝くらいかな」と最後まで高田ワールド全開だった。(アオケイ・石濱記者)