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【高松宮記念杯競輪予想】寺崎浩平は獲りにいくのか? 決勝メンバーのGI決勝&位置別成績 /データ分析

アプリ限定 2025/06/21(土) 20:25 0 1

岸和田競輪高松宮記念杯競輪(GI)」はいよいよ22日に決勝戦を行う。発表された車番とコメントから、過去3年分のGI戦績と位置別データを分析した。
▶︎決勝の出走表

白虎賞を制した脇本雄太(右)と青龍賞を制した郡司浩平(写真提供:チャリ・ロト)

S班は4名勝ち上がり、追加の末木がGI初優出

 まずは過去3年のGI決勝成績を比較してみよう。

 S班は古性優作脇本雄太郡司浩平清水裕友の4名が決勝に駒を進めた。近畿と南関東がそれぞれ3名ずつ勝ち上がり結束。準決勝へは大挙10名が勝ち上がっていた関東は、追加の末木浩二のみが勝ち上がった。

過去3年のGI決勝成績

選手名回数勝率2連対率3連対率
古性優作1435.7%42.9%64.3%
深谷知広20%0%50%
清水裕友40%50%50%
太田海也10%0%0%
郡司浩平616.7%33.3%33.3%
末木浩二00%0%0%
脇本雄太933.3%33.3%33.3%
松谷秀幸20%0%0%
寺崎浩平40%25%25%

 直近3年のGI決勝での実績は近畿の古性、脇本がリード。二人の前を任せられた寺崎は、前回のGIダービーこそ決勝進出を逃したものの、24年10月のGI寛仁親王牌から4大会連続で特別競輪(GI・GII)の決勝に乗っている。

古性優作(写真提供:チャリ・ロト)

 脇本はGI決勝で確定板に乗った3回はすべて優勝しており、残る6回は着外だ。一方で古性はGI決勝でも3連対率は6割を超えている。

寺崎は獲りに行く? 位置別成績

 次に21日に発表されたコメントをもとに、各選手の位置別成績を表にまとめた。

 決勝の並びは、近畿が寺崎浩平-脇本雄太-古性優作、南関東が深谷知広-郡司浩平-松谷秀幸、中国は太田海也-清水裕友、そして唯一の関東・末木浩二は単騎戦となった。

過去3年の位置別成績

選手名位置勝率2連対率3連対率
古性優作3番手
以降
40%60%80%
深谷知広先頭32.9%54.5%68.5%
清水裕友番手41.4%64.3%70%
太田海也先頭47.7%64.8%70.5%
郡司浩平番手50%64.3%71.4%
末木浩二単騎25%37.5%37.5%
脇本雄太番手55.6%61.1%61.1%
松谷秀幸3番手
以降
2.9%22.9%31.4%
寺崎浩平先頭28.7%47.3%56%

 過去3年の位置別データ上、勝率が高いのは番手戦の脇本雄太郡司浩平だ。3連対率で見ると古性優作だけが8割を超えているが、古性が過去3年で3番手以降を回ったのは5回だけという点は考慮しておきたい。

太田海也(写真提供:チャリ・ロト)

 S班の3連対率が軒並み高いなか、太田海也はこれまで出走したほとんどのレースがラインの先頭ながら、3連対率7割を維持しているというのは無視できない。GI決勝は23年の競輪祭(4着)以来だ。準決勝も逃げて2着と強さを見せている。

 しかし結局のところ、寺崎浩平がどのような戦法に出るかが多くの人にとって決勝予想のターニングポイントとなるのではないだろうか。

寺崎浩平(写真提供:チャリ・ロト)

 2月のGI全日本選抜では捲りで決勝2着(優勝は脇本)と、タイトルはもう目前に思える。今節の寺崎は捲りに構えた初日に大敗。逃げた2日目以降はすべて2着という成績だ。最後に寺崎のビッグレースでの実績もひとつのデータとして付け加えておきたい。

大会名ライン優勝者寺崎の着順
25年ウィナーズ寺崎-古性-村田雅古性優作8着
25年全日本選抜寺崎-脇本-三谷将脇本雄太2着
24年競輪祭寺崎-脇本-村上博脇本雄太9着
24年寛仁親王牌寺崎-脇本-古性古性優作9着
22年オールスター寺崎-脇本-古性脇本雄太9着

 いかがだろうか? いよいよ22日、年末のKEIRINグランプリ出場権を手にする選手が決まる。各選手の決勝レース前コメントやさまざまなデータから、決勝の車券推理を楽しんでほしい。

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