鈴木雄一朗は前回の青森ミッドから中3日での参戦。移動日も含めれば実質中2日だ。しかも8月半ばの京王閣以降は6節連続で中10日以内というタイトなスケジュールを刻んでいる。
　これには「まとまった練習ができていないし脚の貯金がなくなってきた。それに、さすがに体もキツくて前回なんかは2日目くらいからガス欠気味でした(苦笑)」と疲労困憊。

　そんなキツい日程を唯一喜んでいるのが「嫁です」と言って鈴木は笑った。
「今日も『大変だけど頑張ってね』って送り出してもらったんですけど、自分の分のメシを作らなくてすむし(競走に行けば)お金も入ってくるので、喜んでると思いますよ(笑)。まあでも手のかかる小さい子どももいますからね。嫁は嫁で大変なはず。これが終われば3週間空く予定なので、自分も最後の力を振り絞って頑張ります」

　家族のためにもなんとか今シリーズを乗り切ってもらおう。(netkeirin特派員)