2021/10/05(火) 11:00 0 0
前で受け、後方から叩きに行くも奥出良が先行体勢に入っており久樹克門ラインの外にへばりついた。その距離は打鐘あたりから。久樹マークの和田誠寿のヨコあたりに位置して丸1周の外併走をしのぐと、バックから1車出て久樹のヨコへ。内に差し込むのを待つと一気に畳みかけて直線を突き抜けた。
「自分としてはギリギリの距離でした。もう少し長かったら持たなかった。3角のところは相手に内を差し込ませるようなイメージで踏んだ。そこからはいっぱいでしたが何とか届きました」としれっとしている。
大学時代からロードで活躍していた長距離選手。外併走を別段、苦にしていない。検車場でレースを見ていた選手たちが溜め息をするほどで、今節のシリーズリーダーらしく強さの光った走りで魅せた。(netkeirin特派員)