2021/10/02(土) 18:00 0 2
TIPSTAR DOME CHIBAで行われている「PIST6 Championship JAPAN HEROES(ピストシックス チャンピオンシップ ジャパンヒーローズ)・ラウンド1」が2日、待望の開幕を迎えた。4Rの一次予選(デイ開催)で勝利をおさめた根田空史に話を聞いた。
地元から生まれる新しい自転車トーナメント「PIST6 Championship」を盛り上げるため、テストリハーサルの段階から開催に向けて協力し続けていた根田空史(33歳・千葉=S1)。いざPIST6 championship開幕の心境を尋ねると「テストのときから関わってきたので、とても感慨深いものがありました」と笑った。
入場シーンやレースの演出については「今までにない演出なので、気持ちがたかぶるし、楽しく走れます」と語り、PIST6の開催をきっかけに選手に注目が集まることに期待し、自転車業界・競輪業界が全体的に盛り上がっていくことを願った。
取手競輪場で行われた「レジェンドカップ・サンスポ賞(FI)」から中1日での参戦については「中1日の割には調子良く走れている。上がりタイムを見ても、ベストに近い状態だと思う」と自信を見せた。記者がライバルについて尋ねると、前検のタイムトライアルで1位、一次予選6Rでも人気を集めた雨谷一樹(31歳・栃木=S2)の名を挙げ、「意識している」とコメント。
休むことなく参戦している根田だが「体は動いている」と自信を見せており、PIST6“開幕シリーズ優勝”を狙っていることは間違いない。2走目(ナイト)は10Rに出場する。圧倒的1番人気のレースになるが、実力をいかんなく発揮し、開催に華を添えてほしい。(netkeirin編集部)