2025/05/23(金) 11:12 0 62
23日未明、平原康多の電撃引退が報道された。日本競輪選手会・埼玉支部に選手手帳を返納しに来た平原に話を聞いた。
ーー引退を決めたのはいつですか?
完全に辞めようと思ったのは名古屋ダービーの初日特選。流れに乗れないし、左足からの力がペダルに伝わっていないのが分かった。その瞬間に、もう選手はやめようと。光が閉ざされた感じでしたね。でも今開催はきっちり走り切って終わろうと思ったので最終日まで何とか気力と脚はキープできた。
ーーダービーが終わってから引退を決意して、今日に至るまでは?
ダービーが終わってからすぐこの日(23日)と決めていた。今日が大安だったので。大宮のモーニング前検というのは全然知らなかったですよ(苦笑)。
ーーその前にも大安の日はありましたが、なぜ今日、23日だったのでしょうか?
神山さんの引退パーティーが宇都宮記念の最終日にあって、それが終わるまでは発表するのは待とうと思っていた。なので、そのあとの大安の日、今日となりました。
ーーこの後はどうするのですか?
特にまだ決まっていないです。ビジョンはまだなにも…。ただ競輪のお仕事でお願いされればやれることはやっていきたい。この業界を盛り上げていく意味でも。
ーー最後に各地で応援してくれたお客様、netkeirinをみてくれているお客様に一言いただけますか?
長い間ですが、23年間応援ありがとうございました。皆様の声援でここまでやってこれたと思います。本当にありがとうございました。
引退記者会見などの日取りはまだ決まっていない。それほど突然のことであった。平原選手、23年間お疲れ様でした。(アオケイ・本田記者)