2025/05/22(木) 21:49 0 3
武雄競輪のミッドナイト「日本名輪会Cオッズパーク杯(GIII)」は22日に最終日が行われた。ガールズ一般戦で1着を取った伊澤茉那に話を聞いた。
今回は追加での斡旋だった伊澤茉那。初日は出脚のいい捲り、2日目は先行勝負と連日見せ場十分の走りを見せていたが、6着4着と勝ち上がりには失敗。
それでも最終日は俊敏な立ち回りで逃げた田中月菜の番手から捲りを打って白星奪取。4場所ぶりの1着を挙げた。事前に立てていたレースプランがビシッと嵌まったようで「動ける選手もいたのでその人たちよりも前にいたかった。初手の位置もバッチリでした」とまさに作戦勝ちだったと言う。
「冷静に車間を空けられたし、理想の動きができたと思います。ただ、初日と2日目は位置が取れず(買ってくれていた)お客さんには迷惑を掛けてしまった。それでも3日間自分で動けたのは収穫。これからも出せるときはしっかり自力を出していきたい」と若手レーサーらしい気持ちのいいコメント。
今開催の動きは本当に光るモノがあったし、キッカケこそ掴めれば大成できるだけのポテンシャルは持っている。次走にも要注目だ。(アオケイ・松野記者)