2025/05/17(土) 16:21 0 9
宇都宮競輪場の「第1回レジェンド神山雄一郎カップ(GIII)」は17日、3日目を開催。7Rの特選に出場した山口富生に話を聞いた。
平成16年に行われた当地55周年記念の覇者・山口富生が、中井太祐のまくりを差し切って今大会初勝利。レース後は思わずガッツポーズも飛び出すなど喜びを爆発させた。
「すいません、(落車があった)アクシデントレースだったのに、あまりにも嬉しくてガッツポーズしちゃいました」と一言詫びたあと「中井君の力が違っていましたね。4(角)では抜けるかなって。踏み直していたので(抜くまで)時間がかかったけど上出来です。500だから交わせたと思う」と振り返った。
前日に気迫の先行を見せた盟友の小嶋敬二にも刺激をもらったようで「小嶋、さすがやなって。あんな55(歳)おらんでしょ(笑)」と言及する場面も。
神山氏とゆかりのある選手が大活躍する今シリーズを象徴するような山口の渾身差しであった。(netkeirin特派員)