2025/05/15(木) 15:00 0 2
宇都宮競輪場の「第1回レジェンド神山雄一郎カップ(GIII)」が15日に開幕。4Rの一次予選に出場した黒沢征治に話を聞いた。
このレースは日高裕太を目標に得た小原太樹が人気を集めたが、7番手からまくった黒沢征治が、番手から抜け出しを図った小原をゴール寸前でとらえて白星スタートを切った。
「中途半端になってしまい突っ張られて…。たまたま(中団で口が)空いていたのでそこを目標にいけたから届いたけど…。隙がありましたね」と組み立て面のミスを悔いていたが「体の感じは良かった」と状態自体は良さそう。
また今回は「フレームとギアを替えてみた」とのことで「川崎記念の時に神山(拓弥)さんといろいろ話して、今回は去年12月に西武園で優勝した時のフレームに戻しました。ギアも最近は3.92ギアを踏めるようにってやっていたんですけど、初日は3.85にして。まくりだったからなのか軽く感じたので、2日目はギアを上げるかもしれません」とさらなる上積みを求めていくようだ。
最近はビッグレースでの活躍が減ってしまったが、元々は同期の眞杉匠らとともに関東をけん引することが期待されていた好素材。盟友の地元バンクで「キッカケをつかめれば」と闘志を燃やしている。(netkeirin特派員)