2021/10/01(金) 09:00 0 5
この道60年、九州の競輪専門紙「コンドル」の名物社長・武田一康氏がお届けする“コンドルの提言”。第五弾のテーマは「ガールズケイリン」です。2012年7月に「女子競輪」から「ガールズケイリン」へと生まれ変わった“女性たちの熱き戦い”。社長の目にはいったいどのように映っているのでしょうか。どうぞご覧ください。
昔も女子競輪は男子と同じルール、そして車立でやってましたが、迫力不足と並んだまゝの単調なレースがファンに受け入れられず、低配当も続いた事で廃止に成った過去が。
今のガールズケイリンは昔とは全然違い、フレーム・車輪を国際競技のものとして、全てに華やかにした事で、次から次にスター誕生。並びのコメントをやらず、ファンに考えさせるのが受け、益々発展するのは間違い無し。
何故なら現在は「女の時代」らしく、タイム面だけならS級選手(男)に匹敵する猛女が雨後の筍の様に出現してるし、最高なのは、底抜けに明るい性格美人が大半を占めてる実情。
1期生の加瀬加奈子・中村由香里で基礎を作り、2期生の石井寛子が底上げ、それを更にレベルアップさせたのが小林優香に児玉碧衣の久留米同門コンビ。山原さくら・高木真備・坂口楓華・荒牧聖未・梶田舞・石井貴子(千葉)・梅川風子・佐藤水菜・太田りゆ・鈴木美教。そして努力の奥井迪・小林莉子。旋風を巻き起こしている尾方真生と数え上げれば切りが無いくらいに成ってます。
その内にボートレースみたいにガールズだけの記念・特別が開催される日は近いのでは、楽しみです。
武田一康
コンドル出版社代表取締役社長。昭和23年4月24日生まれ。小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、19歳から予想業に携わる。新聞業務は実弟の圭二氏(コンドル社・専務)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日円滑に製作されている。競輪歴60数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報と経験値を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで提起している業界のご意見番的存在。