2025/05/09(金) 15:45 0 5
日本選手権の激闘が終わり、中4日でのナイター開催。S班のメンバーは地元の郡司浩平を中心に、岩本俊介、犬伏湧也の3名が参戦。残念ながら、脇本雄太は早い段階で不参加届けを提出。
もちろん、記念であるし、南関祭りになる様相。昨年の小田原記念のように"南関7車結束"も現実味がある。選手も地元に向けて気分を高め調整してくるし、番組の配慮も当然ある。ホームの川崎記念を制した郡司浩平が完全優勝を目論む。当記念は2年前に1度制している。ダービーは準決で敗退したが、動き自体は悪くなかった。
盟友とも言える深谷知広、松井宏佑を目標に鋭い差し脚を魅せる。深谷のダービーは納得いく走りではなかったが、大崩れもなかった。
松井は見せ場なく終わったが、ダービーで決勝進出。奈良記念のように、郡司を振り切るシーンも考えられる。ホームバンクの記念であるし"俺が主役"の気持ちを持っている。
援軍もミスター3番手と言ってもいい岩本俊介、和田真久留、和田健太郎と充実している。
S班に繰り上がった犬伏湧也は責任を持った言動が多くなった。あのパワフルな走りは、いつGIを獲ってもおかしくない。
西のラインで荒井崇博がマークする。その荒井も47歳になったが元気いっぱい。ダービーの25年連続出場は立派だし、あと15年出場すると、荒井節も炸裂していた。
北日本の1班の自力型は飯野祐太だけで厳しい。泣きキャラの永澤剛は展開に関係なく狙える。
関東もエース級の選手は不在。吉澤純平が、競走得点が高く、決勝進出候補。
中部は山口拳矢が一発狙い。ダービーを制した思い出のバンクであり、鎖骨骨折の影響もなくなってきた。近畿は南修二と三谷将太が存在感があるが、自力型が手薄。
中四国は犬伏湧也がおり、同県の小川真太郎は勝ち上がれば、番手を回れる権利がある。
九州も駒は揃っており、北津留翼、伊藤颯馬、松本秀之介、松岡辰泰とGIIIなら通用する自力型が多い。
初日特選の並びだが、南関はガチンコで別線に分かれて松井、郡司、和田の地元トリオ。深谷には岩本。犬伏には荒井。山口には三谷の中部近畿勢で、4分戦になった。