2025/05/06(火) 00:15 0 0
眞砂英作-戸伏康夫の後ろを固めていた小林信晴が3番手から直線強襲を決めて白星ゲット。これが節目の300勝目となった。
引き揚げてくると開口一番「長かった〜。25年かかってやっとですよ」と感慨深げに漏らした。
「本当はS級の時に決めたかったんですよね。ただ250勝くらいから急に勝てなくなってきて、270勝の時なんかはS級に“いるだけ”みたいになって。A級に落ちてからも勝てなかったし、残り30勝は本当に長かったですね」
それでも「岸和田はデビュー戦で1着を取れたバンクだし自分にとって縁のある場所。3日間のうち、どこかで1着を取れればと思っていました」と今シリーズ中に決めたい思いが強かったようで「これで背負っていた荷物を下ろせた感じ(笑)」と安堵した。
現在は多くの弟子を抱えており名伯楽としても知られている。
「自分のための練習ができなくなるし、本当はあまり(取りたくない)、ね(苦笑)」と本音をこぼしつつも「でも弟子が頑張っていると刺激ももらえるし、負けたくない気持ちも芽生える。それに休みたいなって時でも練習に誘われるから自然と(量も)増えるので」とやはり愛弟子たちの存在は大きなプラスにはたらいているようだ。(netkeirin特派員)