2日から開幕する熊本競輪「ルーキーSスピチャンスカパー杯(FII)」。いよいよ127・128期のルーキーたちがルーキーシリーズで初陣を迎える。ルーキーシリーズは、男子(127期)は「KEIRIN ADVANCE」、先頭固定競走(インターナショナル)ルールで実施される。女子(128期)は従来通り先頭固定競走(インターナショナル)。

　127期で注目の存在は在所成績1位、ゴールデンキャップも獲得した尾野翔一だ。

　尾野は元野球選手で四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスの外野手としてプレーしていた。現阪神タイガース監督の藤川球児や競輪選手では山本伸一も在籍していたチームである。そこから北九州フェニックスに移籍したのち、2023年に野球を引退し日本競輪選手養成所に入所した。

　学生時代からの経験者が多数を占める中で、在所成績1位、競走訓練最多勝のタイトルを獲得する活躍ぶりで非凡な才能を見せつけた。

　共同インタビューで語った「グランプリ優勝」という目標に向けてまずはいいスタートを切りたいところだ。

★尾野翔一は熊本競輪11R・A級男子新人戦予選1に登場！(発走16:00)
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　またガールズ戦は128期・高校生ナンバーワンの北岡マリアが登場する。

　北岡は高校時代に全日本選手権(ジュニア)で500mTT、スプリント、ケイリンの3冠制覇を達成し、入所後も在所成績2位、競走訓練最多勝と下馬評通りの高いポテンシャルを発揮した。

　今開催は卒記クイーンの岩元杏奈も参戦する。決勝で3月のリベンジを果たすためにも初日で躓くわけにはいかない。

★北岡マリアは熊本競輪5R・L級ガールズ予選1に登場！(発走12:50)
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　その他にも127期では卒記チャンピオンの三神遼矢(10R)、在所3位の安達光伸(9R)、128期では卒記クイーンの岩元杏奈(6R)、北津留翼の娘である北津留千羽(5R)など注目度の高い選手が多数登場する。

　この中からスターへの階段を駆け上がっていくのは一体誰なのか、新星たちの熱い戦いから目が離せない。

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