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【みちのく記念善知鳥杯争奪戦/決勝レース前コメント】深谷知広「先頭としての走りを」上田尭弥「九州の大御所で一番怖かったのは…」

2021/09/25(土) 20:00 1 10

23日から青森競輪場で行われている「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」はいよいよ最終日を迎える。12Rの決勝戦に出走する9名のインタビューを紹介したい。(アオケイ・長谷川記者)

佐々木雄一(左)と坂本貴史

佐々木雄一
 北の並びはアベタク次第。アイツが前でやるって言えば、貴史が番手で、俺が3番手。これが一番自然でしょう。ヒガシ(東口善朋)が吉澤に行きたいって言っていたから、「西で上田がいるのにいいの?」とは言ったけど、アイツはたぶん行くでしょうね(笑)。

吉澤純平
 レースがどうなるかは阿部君のやる気次第。深谷君の走りはいつもと変わらないと思う。初日に負けている分もしっかり自力で勝負します。僕の感じは3日間の中でちょっとずつ良くなっていますよ。

深谷知広(左)と東龍之介(中)と石毛克幸

深谷知広
 疲れはどんどん溜まっているけど、こういうキツいレースをしていかないと(調子が)戻ってこないと思うし、そのへんも意識して長い距離を行っています。東さんと石毛さんに任せてもらえたので、先頭としての走りをしっかりしたい。

坂本貴史
 地元記念の決勝は初めて。これで『やったー!』じゃなくて、あと1日しっかり走って優勝を狙いたい。阿部君の気持ちを確認して決勝は番手になりました。連係は今回で3回目かな。武雄記念で付いたときは捲った阿部君が1着で僕は離れてしまった。松阪記念の最終日に連係したときは先行してくれて1着を取らせてもらっています。地元のプレッシャーはそこまでないし、いつも通りの感じで走れれば…。

東口善朋
 吉澤君はずっと最前線で走っている自力選手。今シリーズの仕上がりも良さそう。西で上田君の番手もあるけど吉澤君に行かせてもらいます。僕自身の脚の感じは日に日に上向いていて、準決みたいな展開で3着に入れたのは自信になりました。

石毛克幸
 記念の決勝はいつ以来だろう。久しぶりすぎて思い出せない。ひょっとしたら東日本大震災の前に乗ったのが最後かもしれない。誰か分かる人がいたら教えてください(笑)。決勝はみんなが思う普通の並びで深谷君-東君-自分。10年前の自分ならきっちり付いていけると思うけど、今の自分じゃ離れる確率90%で、不安しかないです(苦笑)。

東龍之介
 初日にチャンスをモノにできず悔しい思いをしたけど、修正・修正の繰り返しで何とかここまで辿り着いた。初日に比べれば脚の感覚も良くなっています。決勝は深谷君の番手ですね。深谷君が移籍するちょっと前に1回連係していて、そのときは番手を回ってワンツーでした。持ち場の仕事をしっかりやって追走に専念します。

阿部拓真
 記念決勝は2回目。前でやりたい気持ちを伝えてこの並びになりました。9人の中で自分が一番弱いので、いろいろ考えて走ります。自分はもう何でもやるスタイルだし、貴史さんの前では最後の自力になるかもしれない。気持ちを入れて頑張ります。

準決勝のレース内容を猛反省した上田尭弥

上田尭弥
 準決は本当に最悪なレース。ヒデさん(山田英明)にしっかり怒られてきました(苦笑)。大塚さん、合志さん、荒井さん、井上さんと、九州の大御所には一通り全員に怒られているけど、その中で一番怖かったのは大塚さん。あれは本当にヤバかったし、今思い出してもチビってしまいそう…。東口さんが吉澤さんなら自分は単騎ですね。単騎のレースは何度かあるし、そっちの方が好き勝手やれるから気楽です。

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