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【みちのく記念善知鳥杯争奪戦】深谷知広の求めるレベルが高すぎる。久々のVへ視界良好

2021/09/25(土) 20:30 0 3

青森競輪場の「みちのく記念善知鳥杯争奪戦」が25日に3日目を開催。最終日、決勝12Rを走るに深谷知広に話を聞いた。

3日目12Rは圧倒的なスピードを見せた深谷知広

 初日、二次予選と同様に打鐘前からのロング先行に出たが、阿部拓真のトリッキーな動きに焦ったのか後続の岡村潤-東龍之介が離れてしまった。小畑勝広がはまり深谷は裸逃げ状態。ただ、小畑は第2先行のような形で追うも深谷の徐々に上がっていく緩急ある先行策に成す術なし。深谷は後続を大きく引き離しVゴールを駆け抜けた。

「受けて立つレースでしたし力勝負をした。でも打鐘前には迷いが出てしまい…。もっとスムーズに運べれば良かった。あの辺が自分の自信のなさ。もっと気持ちよく行きたかったです」。

 連日、デキに不満を残しているようだが、動きは決して悪くない。
「疲れがどんどんと溜まっているけど、やっぱりこういったキツイレースをしないと一線に戻れないですから」と自ら荒波に飛び込んでいる。

 求めるものはやはり高いところにあるようだ。決勝も「もちろんラインの先頭で自力。優勝を目指して先頭での役目を果たす」といつもどおり淡々と。過去2回の大会制覇をしている相性抜群の当地で3度目のVを目論んでいる。(netkeirin特派員)

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