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【取手競輪】突っ張り先行で力尽きた平尾一晃「自分よりバックのある森山(智徳)さんが任せてくれた以上は…」

2025/04/22(火) 16:00 0 1

取手競輪場の「日刊スポーツ賞(FI)」が22日に開幕。9RのS級予選に出場した平尾一晃に話を聞いた。

「結構かばってもらったし、あそこまでいったらもう少し粘りたかった」と話す平尾一晃

 平尾一晃はダッシュ力を生かしたカマシやまくりを得意戦法とする。しかしこの日は前受けから突っ張って駆けると、河合佑弥を出させず2周先行。最後は力尽きたものの、後ろの森山智徳は1着を取った。

「自分よりもバック数のある森山さんが任せてくれた以上は、それ以上のことをしなきゃと思っていました。(カマシまくりなら)森山さんの方が威力あるし、これ(突っ張り)しかないなと。森山さんには『いざとなったら(番手から)出てください』とは言ってあったんですけど、結構かばってもらったし、あそこまでいったらもう少し粘りたかった。でもさすがに距離が長かったです」

 力を出し切ってラインから勝利者を出した走りは“競輪的には”好内容と受け取られそうだが、「S級点がたぶんボーダー付近なので、そろそろ上げていかないと」という状況での7着大敗は正直避けたかったところ。

「やっちゃいましたね」と頭をかいたが、悲観した様子はない。

「脚の感じは悪くなかったし調子自体は上がっていると思います。初日は先行していなかったツケが回ってきたけど、先々にはつながる走りができたので。あとはかみ合ってくれば点数も上がってくるはず。そう信じて2日目以降も頑張ります」と前を向いた。

 脚質的にも気温の上昇は歓迎のクチ。ここから2か月で一気に点数を上げていく。(netkeirin特派員)

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