貴志は社会人3か月目まで野球に没頭していたが、スパンと野球を辞めて競輪界に飛び込んできた。

「野球ではピッチャーでしたね。でも、もういいかなと競輪選手を目指しました。3か月の練習で競輪学校に合格。適性ではないですよ。技能組です。24歳でデビューを果たした」

　何度も受験をしても合格できない厳しい門をたったの3か月で合格するポテンシャルの持ち主。

「野球では調子が良くても使って貰えないと結果を出すことは無理。でも競輪は配分が必ず入るし、そこで結果を残せれば賞金も高くなる」

　今回はガールズケイリンと同じでラインのないアドバンス。

「ルールをしっかり頭に入れて走ります」