2025/04/18(金) 16:00 0 1
神尾敬冬との二分戦となった準決の鶴良生は、後ろ攻めから打鍾でうまく切ると、スローペースに落として神尾を翻弄し2角から全開で先行。「うまく自分のペースに持っていけた」と神尾の巻き返しを許さず、池田浩士には差されたが2着に粘ってライン決着へと導いた。
前のレースで佐々木翔一も勝ち上がっており、19日の決勝に向けて「九州3車の先頭で自力」と一度コメントを出した。しかし東日本の鈴木陸来と中島将尊がそれぞれ単騎になると「ちょっと九州の先輩たちに相談してきます」と一旦自力のコメントを取り下げ、さらに「陸来が良いって言ってくれたら付けたい」と番手を回りたい意思を示した。
そして鈴木、九州の先輩たちの快諾を得て「陸来に付かせてもらいます。(この中で)一番強い選手だと思うし、こういう機会はめったにないので」と正式なコメントを出した。
任された鈴木も「鶴さんは大学の2個上の先輩なんです。単騎かと思ったらライン4車になって責任重大。しっかり自分のやれることをやりたいと思います」と気合を入れていた。
大学時代から接点のあった2人。鶴は中退しているが、"法政大学ライン"には違いなく、好連係に期待したいところだ。 (netkeirin特派員)