2025/04/18(金) 15:45 0 2
川崎競輪「開設76周年記念・桜花賞(GIII)」は、19日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
S班のメンバーは郡司浩平、脇本雄太、平原康多、犬伏湧也の4人。新山響平は武雄記念を当日欠場しており、今回も病気欠場。岩本俊介も病気欠場だが、S班のメンバーのレベルは高い。
シリーズリーダーは当然、地元の郡司浩平。この大会は5度優勝しており、絶対的な強さを魅せている。武雄記念を1本休み、中25日で万全の状態だ。初日特選は自力で戦い、勝ち上がりの段階では野口裕史、根田空史との連係になるが、魅力はやはり好回転の捲り。番手は松谷秀幸で、佐々木3兄弟が援護するケースも。
近畿は脇本雄太が中心だが、ここ2場所の成績は不満。全日本選抜を制して、好スタートを切ったが、持病の腰痛との戦いもある。勝ち上がりに成功すれば稲川翔が番手回りだが、イナショーは事故点のペナルティーで、この後、2か月、斡旋が停まる。中年の星の椎木尾拓哉も元気いっぱいだ。
関東は坂井洋、長島大介、鈴木竜士、平原康多が特選シードのメンバー。平原は落車過多だが、新しいトレーナーと契約して、表情は柔らかかった。
北日本はナショナルチームの中野慎詞に期待。前回の岸和田FIで完全優勝して、鉄のフレームでも問題ない。番手は意外性のある和田圭だが、高橋晋也も番手を回る権利を持っている。
中四国は今月からS班に繰り上がった犬伏湧也。高知記念で初日落車したが、準優勝しており問題ない。援護役は手薄だが、桑原大志が有力。
九州も今開催は厳しく、中部は浅井康太が近畿との連係を模索する。
初日特選の並びだが、関東は別線で坂井洋と長島大介の栃木コンビに、埼京ラインで鈴木竜士の自力に平原康多。地元は郡司浩平に松谷秀幸。脇本雄太には浅井康太で、犬伏湧也だけは単騎になった。人気は地元の郡司浩平からで信頼度は高い。