2021/09/23(木) 17:00 0 1
同期でもある兄の佐々木眞也がS級に特進した、佐々木和紀。父親は、ナショナルチームのスタッフとして働く佐々木龍也さん。父親の普段の温厚さと逆に勝負に徹する貪欲さは、競輪界では有名だった。
兄の2人は、すでにS級戦士だし、佐々木和紀の今後も期待される。もう、これは何度も書いたが、兄の眞也選手は、四日市競輪場の運営委託されている日本トーターの元職員。そして和紀は、神奈川県警の警察官だった。
「1年近くの研修を経て、交番勤務を2ヶ月ぐらいした。大きな事件に関わりはなかったけど、あれは貴重な経験でした」。
そして、選手になるために警察官を辞めたが、3度目の試験で合格。これには2年の月日が掛かった。
「悔しさもあるけど、兄のS級特進は素直に嬉しい。いつも兄弟3人と兄弟子の松谷秀幸さんで猛練習をやっています! 」。
チャレンジでは主力級だが、さらなる飛躍を望みたい。(町田洋一)