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【大楠賞争奪戦】山口貴弘「2日目から替えた新フレームが噴いた」園田匠「確かにいいフレーム」

2025/04/12(土) 18:45 0 2

武雄競輪場の「開設75周年記念 大楠賞争奪戦(GIII)」が12日に3日目を開催。最終日、決勝12Rを走る園田匠山口貴弘(佐賀)に話を聞いた。

山口貴弘(左)と園田匠

 園田は準決12Rで嘉永泰斗の仕掛けに続き2着で突破。「やっぱり9車立てですよ。走っていて流れるしいい。合っている」と会心の笑顔で喜んだ。山口は同11Rで太田海也-山田庸平の3番手にしぶとく食い下がり、自身初となる地元記念ファイナルへと勝ち上がった。

 決勝の並びは嘉永-山田は順当だったが、後続は山口-園田で3、4番手を固めることになった。園田が経緯を説明する。

「ボギー(山口)には以前、先行して連れて行ってもらったこともあるし、何より準決のレースがよかった。自分だったら離れていたと思うし。それに地元でしょ、回さないって理由もないでしょう」と、競走得点は園田が山口よりも上だが、山田と山口は同県とあって快く折り合った。

 山口は「園田さんの前で駆けたことがある? いやいや自分が園田さんに連れて行ってもらったこともあるんですよ(笑)」と言いながらも、園田の申し出を喜んで受け入れた。

「2日目から替えた新フレームが噴いた」と好調の要因を明かすと、園田も「そのフレームに乗せてもらったけどすごかった。確かにいいフレーム」と呼応した。

 2人とも、まずは嘉永と山田に身を預けるが、勝負どころが訪れれば、引き立て役には留まらない。(netkeirin特派員)

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