2025/04/10(木) 20:45 0 0
初日は流してしまい、不甲斐ない競走となった船山真生だが、奮起を誓う準決勝戦では器用さと力強さを見せる走りで快勝した。
「初日は肝心なところで流してしまってダメなレースでした。だから準決はその分も頑張ろうと思っていた」と準決は初日の『リベンジ』と位置づけて走っていたようだ。
鐘で一緒に上がろうとする西岡利起に、追い込みばりの腕掛け(相手の腕に自分の腕をさらにかける)をしてきっちり完封。後続を離しての圧勝だった。「最初からフタをするつもりでした。一緒に上がってきたので、上手く腕を掛けられたのが良かった」とさらっと言う辺りに凄味を感じる。「スピードも良かったし、体の状態も大丈夫」と決勝は万全の態勢で挑めそうだ。
前回の玉野バンクは1、1、2の悔しい成績。
「決勝は谷内君に捲られたんですよ。本当に強かった。今回も相手は強いけどしっかりと頑張ります」
難敵多い決勝となったが、持ち前のスピードとパワーでV締めを狙う!(アオケイ・真島記者)