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【大楠賞争奪戦】走れる喜びを噛みしめ一走入魂の稲川翔

2025/04/10(木) 18:45 0 6

武雄競輪場の「開設75周年記念 大楠賞争奪戦(GIII)」が10日に初日を開催。10R一次予選を走った稲川翔に話を聞いた。

今期は実質4月しか走れない稲川翔

 昨年は失格が5回。今年は1月と3月のあっせんが止まり、走り初めとなった2月岐阜Sでも失格してしまった。「レース勘もあったし難しかった」と道中の判断に手を焼いた。さらに5、6月も選手会の制裁によりあっせんが止まることとなっており、今期は実質4月しか走れない。「今回は追加で呼んでもらった。レースでの緊張感は走れないと得られないし、間隔が空くマイナス面を感じますね」と、今は走れる喜びを噛みしめ一走入魂だ。

 道中は三谷竜生マーク。三谷がまくった際、稲川の内側にいた武田憲祐が落車しその審議対象となった。一瞬、ひやりとさせられたが判定はセーフ。まくった三谷は1着だったが、先まくりの蕗澤鴻太郎に先着を許し稲川は3着となった。「乗り越えたと思ったら引っかかった感じでしたが、締めたつもりもなかった。それよりも一瞬、口が空いてしまい竜生に迷惑をかけてしまった。その辺を修正します」と襟を正した。

 2日目二次予選8Rは今、もっともタイトルに近い男と嘱目される寺崎浩平に任せる。スーパーダッシュに食い下がり、準決への切符をつかみ取ってみせる。(netkeirin特派員)

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