2025/04/10(木) 18:30 0 2
地元、九州勢を付け大本線をけん引した石原は、得意展開である巧カマシを繰り出しライン3車で決めてみせた。武雄特有の直線の長さも何のそのとばかりに詰め寄る番手の中村圭志を振り切った。
前回、伊東GII「ウィナーズカップ」から中16日と間隔が空き「自分は2週間近く空くと緊張するんです。レース勘とか感覚がどうなっているか読めないし。それに前回、1回も1着を取れなかったから状態がいいのか悪いのかわからないので」と一抹の不安があったが気持ちのいい積極戦でモヤモヤを振り切った。
「伊東はあれだけ自力選手が揃っていたし簡単には逃がしてもらえないですね。その分、記念だとこういう番組を組んでもらえるし(自分の持ち味の)先行ができる。1着を取れたし気持ちは楽になりました。朝飯を食いすぎて腹が痛いけど(笑)」と久しぶりに出し切る走りができ納得。冗談も飛び出すなど表情は晴れやかだった。(netkeirin特派員)